品質保証部門 サラリーマンの日常と実態

大企業の品質保証部門で働く四大卒、サラリーマンの日常と実態

10年で畑違いの3つの部門を経験したこと

私は入社して、3つの畑違いの部門を経験しました。

少なくとも1000人に1人の人材になったと思っております。

 

2つの部門を経験することも少ないですが

3つは更にいないでしょう。

 

今では、内部統制の部門にいます。

内部統制は、日本版J-SOX、財務の健全性、IT統制、業務監査、リスクマネジメントなどなど、会社のコアな部分を司る業務であり、社長直轄の部隊です。

東京の本社勤務です。

 

一つ言えることは、異なる部門間を渡ることによって、自分の視野が広がり、考え方も広がり、総合的な仕事の力が身に着くということです。

例え未経験の新しい部門に言っても、前の部門での専門的な考え方や知識を活用して、これまでとは違った視点から、新しい部署での仕事に取り掛かれます。

外での世界を知っているので、客観的な見方ができるし、自分の判断に自信を持つことができます。

 

とはいえ新しい部門に異動になると、今までとは全く違った知識が必要になります。

またそれぞれの部門の雰囲気や進め方、部署内の空気もさまざまです。

 

それでも何とか適応性できました。

 

やはり得意の記憶力で、新しい部門の専門知識やマニュアルなどが、短期間でどんどん頭に入り、自分のものになったことが大きいです。

 

それに元々、好奇心旺盛で、新しい分野に飛び込み、身につけることが好きなので、あまり抵抗感は感じませんでした。

特に1~3か月目は、わからないことだらけでついていくのも大変でしょう。しかしそれは自分で調べる分は調べ、あとは詳しい人へ質問をたくさんするとよいです。そしてマニュアル化しましょう。半年もたてば、アウトプットを次々と出せるようになっていきます。

 

研修があるときは、とにかくメモをしまくります。

 

家に帰れば、まだたいして働いていないにも関わらずに、どっと疲れたりします。そのような時は、家でゆっくりしたり、近くにでかけて自分が好きなことをするに限ります。このようにして、ストレスをため込まずに前に進んでいくのです。

 

多くの人は部署異動はあっても、例えば品証なら、その中で本社と工場とか、クレーム対応の部署から、工場の品質を管理する部署とか、同じバックグラウンドのはずです。

 

しかし部門を跨ぐのは、珍しいほうになります。極端な話、研究開発から、財務部門に行くとか、そんな感じ。