品質保証部門 サラリーマンの日常と実態

大企業の品質保証部門で働く四大卒、サラリーマンの日常と実態

テレワークができる職種は限られている

新型コロナウィルスで

政府がテレワークや時差出勤の積極的活用を

呼びかけていますが、

 

今日も都心に向かう電車は、いつも通り満員電車でした。

 

テレワークができる職種や部署は、バックオフィスに限られます。要は一日中、事務所にこもり、パソコン前に座って、黙々仕事をすりような業務に限られます。

 

もしくは社内だけで完結する企画系の業務で、一日中資料作りや分析や、近隣部署との調整会議、支店や工場との会議を取り仕切るような業務を行っている部署です。

このような部署では、課長、部長、役員に毎日のようにパワーポイントで資料を作成、報告します。報告を上に上げるたびに、その人の好みで、あーでもない、こーでもないと資料に、訂正の訂正が入ります。そして最後に役員に上げたとき、ひっくり返り、結局最初に担当者が作成した資料でよかった、ということがよくあります。

 

このような部署では、web議や資料もメールでのやり取りで、仕事ができます。

 

一方て経理や、庶務業務は、上記の対象外で、テレワークにはなりません。

 

なぜなら、社内システムを普段活用するため、専用の固定端末を使う必要あり、ノートパソコンでは仕事ができないからです。

また書類や伝票、郵便物の処理や受け取りが主なため、自宅で仕事はできません。

 

つまり物を扱う仕事は、基本的にテレワークができないのです。

 

では、テレワークができない業務は、一番典型的な例は、工場ですよ。

人がいないと、

⚫日々届く材料のトラック受入ができない

⚫物を作れない。大手の最新鋭工場とはいえ、作業員がいないと物は作れません。

⚫検査ができない

⚫物や台車を動かせない

⚫日々発生するトラブル処置が

現場でしかできない

⚫不良品の場所移動、保管、再検査、処置が人手でないとできない

⚫出荷の梱包や荷造りができない

 

こんな感じです。更に立ち仕事も、テレワークはできません。先ほどの工場や物流などの作業員もそうですし、飲食や店員、サービス業も、接客や物(もっと簡単に言うと力仕事、肉体労働系)を扱う仕事はテレワークは、成立せずに一切できません。

またディズニーランドの店員、リゾートホテルの従業員のように、富裕層の暇つぶしのお世話をする仕事もそうです。

 

介護や警備もそうです。倉庫や、運送業も物を運ぶのが仕事ですから、休めません。

 

更に、冒頭でのバックオフィスの場合も、大手企業じゃなければ、個人に会社のノートパソコンやリモートアクセス機能を付与されないので、自宅で何をどう仕事すればよいか分かりません。

 

まとめると、テレワークができるのは、デスクワークの公務員や大手企業にてホワイトな部署で働くことができる人のみです。

公立の小中学、高校は3月2日から全国一斉休校ですから、教師らもテレワークができるでしょう。いずれも学生時代に青春を犠牲にしてまでも、真面目に勉強してきた人たちばかりです。

 

もうお分かりですね。

 

厳しい言い方ですが、学力の偏差値65以上の

人たちのみで、全人口の5パーセントくらいでしょう。

 

偏差値40くらいの人たちは、ブルーワーカーでり、ガテン系、肉体労働、立ち仕事が共通して言えるので、テレワークになりようがないのです。