品質保証部門 サラリーマンの日常と実態

大企業の品質保証部門で働く四大卒、サラリーマンの日常と実態

工場の品証が一番悩むのは置き場

検査待ち品置き場、不適合品置き場

手直し前品置き場

 

置き場は識別し、区別をする必要があります。目的は、ハンドリングミスによる誤出荷の品質問題を防止するためです。

 

しかしこの置き場がやっかい。

いつも頭を悩ませます。

 

なぜなら置き場は狭く

新しく見つけようとしても

既に物が置かれていて

 

新規置き場の捻出が

困難な場合が多いからです。

 

せっかく見つけた置き場も、作業導線が悪く遠回りになったりします。

 

対処方法としては、不要品を捨てて3Sをしたり、既存の仕掛品などを、近くの工場内の倉庫の開きスペースに持っていくことなどが、考えられます。

 

最悪はフォークリフト動線を邪魔しない、行き止まりになる端っこの、通路に置くという選択肢もあります。

 

その場は、消火器や消火栓の前に物を置かない、非常口を妨げないことが重要です。

 

特に土日挟んだ休み明け、突発の不良品が多発した時は、不適合品置き場が溢れる場合があります。もし通路に仮置きする場合は、必ず表示をして、検査待ちなのか、不適合品なのか分かるようにしましょう。

 

また、廃棄が確定した物は、速やかにスクラップ置き場に持っていく処理が必要です。なぜかというと、間違って使うケースがありえるんですよね。