品質保証部門 サラリーマンの日常と実態

大企業の品質保証部門で働く四大卒、サラリーマンの日常と実態

異動した部署で最初の1ヶ月

自分が希望した部署なら、まだいいですが、希望していない部署や、更に転勤も伴った場合、ストレスは計り知れないものがあります。

 

自分もそうです。転勤で工場勤務になったときのこと。

 

初めて赴任地の最寄り駅に降りた時の東京とは違う田舎駅の殺風景感。まずここで都会に慣れた人はカルチャーショックを覚えます。

 

また初めて出社するために、車に乗り込んだ時の緊張感は、相当なものでした。

 

事務所はどこにあるのか?

みんな受け入れてくれるのだろうか?

 

など不安はたくさんあります。

特に工場の場合、みんな忙しく日々の定型業務やトラブルでバタバタしており、なかなかかまってもらえない可能性が高いです。

 

定型業務といっても、机に座っての業務ではなく、検査場での保留品、不適合品の処置であったり、日々の不良品やトラブルを報告し、どう対処するかの会議であったりします。

 

最初は雰囲気に圧倒され、ついていくのに必死でしょう。

 

現場感が好きな人や素早い判断や柔軟な対応が得意な人にとっては、早めになじめますが、じっくり物事を考えて取り組む研究者タイプにとっては、合わずに苦痛と感じるでしょう。

 

しかし、これは試練で慣れです。工場ならまず現場のリーダーや作業員らの顔を覚え、話せる仲になるようにしましょう。スタートはそこです。

 

そして何か困ったことないか、起きていないか話してみましょう。毎日そうしている間に、現場から相談ごとや、頼まれごとを言ってきます。

 

そうすれば仕事が生まれ、うまくいくようになります。

 

最初1,2ヶ月は新生活に慣れることから初めてオッケーです。いきなりアウトプットや成果が出なくて当たり前です。

長い場合、半年経っても、まだしっくりこなくて、慣れない場合もあります。でも日々真面目に取り組んでおれば、半年過ぎたあたりから、どんどん仕事をこなせ、アウトプットも出せるようになります。

 

慌てる必要はありません。