品質保証部門 サラリーマンの日常と実態

大企業の品質保証部門で働く四大卒、サラリーマンの日常と実態

私がブラック企業で勤めて10年以上

筆者が勤めている会社は、ブラック企業です。

 

原因は2つ

 

①頻繁に転勤をさせられるということです。

長時間労働

 

やはり転勤は、マイナスですよ。

いきなり何の前触れもなく、上司に突然会議室に呼ばれて、「人事異動の連絡です。2週間後から、〇〇事業所になります」と伝えられます。

 

2週間後までに、引継ぎや、引っ越しもすべて終わらせなくてはいけません。まあ、引継ぎは適当になりますよね。引継ぎに関する社内の規定やマニュアルは何にもなくて、口頭での引継ぎですよ。

 

普通、引き継ぎ書とかあるかなあ?と思うでしょ。いやいや、そうじゃないんですよ。口頭引継ぎが一番最悪で、引継ぎを受けた人間が一番苦労します。出ていく人間は、あとは野となれ山となれと思っていたり、引っ越しや残務整理でそれどころではありません。

 

これによって、今までのテーマ業務がストップしたり、いつのまにか自然消滅したりするんですよ。

 

そして、一番被害を被るのは、家族です。単身赴任にもなれば、奥さんはワンオペ育児を強制的にさせられます。これがワークライフバランスでしょうか。働き方改革でしょうか。

 

転勤は時代に逆行しています。

 

よく昭和感覚の上司らは、「おれは今まで10回くらい引っ越してきた」と自慢げに語ったり、「転勤しないと成長しない」とか平気で言いますけど、自体錯誤も甚だしい。転勤なんかしなくても、成長できます。今の20代の価値観には響きませんよ。

あれだけ、リモートワーク、テレワークが叫ばれてきているので、転勤とか

あえてする必要ないじゃないですか。

 

そしてこのような人事異動ばかりさせるような企業は、スペシャリストが育ちません。どうせ2年くらいしかその部署にいれないので。

 

そして2つ目の長時間労働。36協定があり、月に45時間以内なはずなのに、はるかに超える残業を強いられています。それなのに、なぜか記録上は、残業が45時間超えないんですよ。

 

毎月20日くらいになると、上司がこう言います。

「〇〇君はもう残業が今月40時間を超えていて、もうあと5時間で上限に達するから、

必ず定時で帰りなさい。朝は10時に来なさい」と。

しかし、なぜか〇〇君は、夕方17時には帰らないといけないはずなのに、メールが18時過ぎに送られてくるんですよね。その時点でもうアウトじゃないですか。しかしそうはならないんですよね。

 

パソコンに勤務時間の履歴がついたりしますが、みんな巧みにごまかします。パソコンを付けたり消したりして、時間が分からなくしてしまいます。もしくはパソコンの電源を夜中つけっぱなしにしたり。

 

そういうことなんですよ。